ピスタチオの栄養効果
体の内側から美しく、健やかに
栄養豊富な天然のヘルシースナック
いま、ピスタチオなどナッツ類の健康効果が世界中で注目されています。
アメリカやヨーロッパの国々では栄養豊富なヘルシースナックとして毎日の食事に意識的に取り入れられ、WHO(世界保健機関)健康長寿世界ランキングの上位にはナッツの主成分であるオレイン酸を主な油脂源とする地中海型食生活の国が数多く見られることでも話題を呼んでいます。なかでもカリフォルニア・ピスタチオは私たちの健康をサポートするすぐれた抗酸化食品です。
良質な脂肪酸を含み、コレステロール値はゼロ
「太る」「ニキビになる」は誤解です
ピスタチオにはビタミンB群や食物繊維、カリウムなどがバランスよく含まれています。「ナッツ類は太る、ニキビができる」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、それは大きな誤解。ピスタチオの主成分は脂質ですが、そのほとんどはオレイン酸という一価不飽和脂肪酸です。これはオリーブオイルと同じ良質な植物性脂肪で、コレステロールはゼロ。摂り続けることで肌や髪にもつやが出てきます。また、体内で酸化されにくく、血液中の善玉コレステロールは減らさずに、悪玉コレステロールを減少させるという働きもあります。中性脂肪を減らす効果もあり、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病予防、心臓病のリスク軽減などにも効果が認められています。
また、アメリカにおける食生活指針ではカリフォルニア・ピスタチオなどのナッツ類は脂質の摂取源として好ましい食品であるとして推奨されています。このようにさまざまな健康効果が注目されていますから、適正な摂取エネルギーの範囲で上手に取り入れたいものです※。料理などに加えて、少量でも毎日摂り続けるのがおすすめです。
※健康を維持するためには、1日に摂取するエネルギー量の20~25%は脂質を摂る必要があります。食事療法での1日の摂取エネルギーが1600kcalの場合、脂質を320~400kcal、油脂量として約35~44gが目安です。また脂質は一般的に次のバランスで摂るのがよいとされています。
『飽和脂肪酸』対『一価不飽和脂肪酸』対『多価不飽和脂肪酸』=1対1.5対1
ご存じですか?
ナッツ類で心臓病リスクを軽減する可能性
2003年、アメリカ食品医薬品局(FDA)により、カリフォルニア・ピスタチオは、心臓病予防効果が期待できる食品のひとつに認定されました。
これは、まだ証明されてはいないものの、飽和脂肪とコレステロールの少ない食事の一部として、ピスタチオをはじめとするナッツ類を一日あたり約42g(1.5オンス)食べることで、”心臓病リスクを低減する効果がある“とするものです。
日本人にとっても三大死亡原因のひとつでもある心臓病。カリフォルニア・ピスタチオでヘルシーライフを!
ナッツのなかでピスタチオがNo.1!
カリフォルニア・ピスタチオのすぐれた栄養成分は?
ヘルシーな食品として人気の高まりつつあるナッツのなかでも、カリウムやビタミンB6、カロテンなどの含有量はカリフォルニア・ピスタチオがNo.1。カリフォルニア・ピスタチオには、健康に欠かせない栄養成分がぎっしりつまっています。
カリウム
老廃物を排出して高血圧を予防
細胞の内外の水分バランスは、カリウムとナトリウムによって保たれています。ところが塩分の摂りすぎでナトリウムが過剰になると、血管や血圧に影響を及ぼしてむくみの一因になります。カリウムには、余分なナトリウムを体から排出してくれる働きがありますから、むくみが気になるときは塩分を控え、カリウムを多く含む食品を摂るといいでしょう。50代以降の女性に多くみられる高血圧の予防にもつながります。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2005年版)でも「減らすべき栄養素」としてナトリウムが挙げられています。

疲れやだるさなどの症状を緩和
カリウムが不足すると疲れやだるさなどの症状が起こり、手足のしびれや痙攣が起こることもあります。カリウムは多くの食品に含まれていますが、手軽に食べられるピスタチオは格好の供給源です。お酒を飲んでもカリウムは失われるのでおつまみで積極的に補給するとよいでしょう。
ビタミンB6
たんぱく質をつくり、貧血や肌荒れを予防
ビタミンB6は、たんぱく質をつくるビタミンです。アミノ酸の再合成をサポートして、健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進することに役立っています。近年、欧米並みに肉を食べる人が多くなって注目されるようになったビタミンで、たんぱく質を多く摂る人ほど必要量も増えます。

ビタミンB6は女性の強い味方
ビタミンB6が不足すると皮膚炎や口内炎、貧血、脂肪肝などを招きやすくなります。生理前のイライラや腰痛などのつらい症状は、ホルモンのアンバランスが原因のひとつです。ビタミンB6は卵胞ホルモンの代謝に働き、こうした不快な症状を緩和してくれます。また、妊娠初期のつわりを軽減する効果も期待されています。
食物繊維
過剰なエネルギー摂取を防止
食物繊維は水に溶けない「不溶性」と、水に溶ける「水溶性」に分けられ、それぞれ生理作用に特徴があります。ピスタチオに多く含まれる不溶性食物繊維は、腸の働きを刺激して腸内に発生した有害物質の排出を促す作用があります。また、胃の中で膨らむので満腹感・満足感を得やすく、過剰なエネルギー摂取を抑える効果も期待できます。食物繊維というと便秘解消がよく知られていますが、これも不溶性食物繊維の特徴。ピスタチオはダイエットの強い味方ともいえるでしょう。

皮膚の保水力や弾力性も向上
食物繊維が不足すると腸内に腐敗物質がたまり、新陳代謝も悪くなって肌の保水力や弾力性が低下します。すると顔色がすぐれない、吹き出物や肌荒れ、湿疹などの症状が起こります。大腸がんが発生するリスクも招きやすいため、日ごろの食生活で積極的に摂ることを心がけましょう。
※1:すべて1サービング(片手の手のひらにのる量。通常の1食で食べるおおよその目安)=1オンス(1盛、約28g/約49粒/むき実)を基にしています(カリフォルニア・ピスタチオ協会)。
※2:「五訂増補 食品成分表2006」を参照しています。
カリフォルニアピスタチオの新事実
機能性成分ファイトケミカルに注目
みなさんは「ファイトケミカル」をご存じでしょうか。ピスタチオなど植物性の食品に多く含まれており、最近の研究で私たちの健康に果たすさまざまな役割が続々と明らかにされています。その全貌はまだ正確には判明していませんが、がん予防などの面からも脚光を浴び、大いに期待されています。
- 「ファイトケミカル」ってなに?
- 植物にだけ含まれる天然の化学物質です
ピスタチオをはじめ、すべての植物に含まれる機能性成分です。ファイト(phyto)は植物の意味。「色」や「香り」「あく」などの成分で、ポリフェノール類やカロテン類などが代表的です。フィトケミカル、非栄養素系食品因子とも呼ばれます。
- 効果的な摂り方は?
- 多種類を組み合わせて摂るのが理想的
効果的なのは、複数のファイトケミカルを含む食品を摂ること。ピスタチオはβ-カロテンやルテイン、カテキン、アントシアニンなど、ファイトケミカルを豊富に含んでいます。また、多種類の食品を組み合わせることでさらに効率よく摂取できます。
- どんな働きをするの?
- すぐれた抗酸化作用が認められています
体の生理的機能を活性化させる機能性成分で、食品がもつ“第3の機能”として注目を集めています。活性酸素を消去して、免疫力を高める作用があり、最近の研究で特定のファイトケミカルは一部のがんや心臓病などの生活習慣病を予防する働きがあることが認められています。
カリフォルニア・ピスタチオに含まれる
「ファイトケミカル」とは?
カリフォルニア・ピスタチオには、代表的なファイトケミカルの成分であるルテインやβ-カロテンなどがぎっしり含まれています。それぞれの成分がもつすぐれたパワーをご紹介しましょう。
ルテイン+ゼアキサンチン
他のナッツと比較して、ピスタチオにとくに多く含まれているのがルテイン+ゼアキサンチンです。目の健康維持に重要な働きをしており、紫外線の活性酸素から目を守るほか、眼精疲労や視力低下の回復にも役立つことが認められています。
また、不足すると白内障や黄斑変性症のような「目の成人病」にかかりやすくなります。パソコンやテレビなど、日ごろから目を酷使する現代人にとって、必要不可欠な栄養素のひとつといえるでしょう。

β-カロテン
ピスタチオには、β-カロテンが豊富に含まれています。β-カロテンは体内に入ると肝臓で蓄えられ、必要に応じてビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫細胞の働きを活性化させます。つまり、風邪や病気にかかりにくい体にしてくれるのです。
β-カロテンは脂溶性の性質をもっているので、油と一緒に摂ると体への吸収率が向上します。ピスタチオを炒め物などに利用すると効果的といえるでしょう。また、β-カロテンはそれ自体で抗酸化作用があり、紫外線の害から体を守る効果が認められています。

γ-トコフェロール
大豆油や菜種油などの植物油に存在する天然ビタミンEです。近年、γ-トコフェロールに関する研究が進み、通常のビタミンEであるα-トコフェロールとは異なる新たな作用があることがわかってきました。
γ-トコフェロールの緩やかなナトリウム利尿作用(水分排泄)は、むくみの改善やPMS(月経前症候群)の症状緩和、肥満解消などの効果が期待されています。また、最新の調査結果では前立腺がんと心臓病の予防に役立つ可能性も示唆されています。
β-シトステロール
植物ステロール(フィトステロール)の一種で、コレステロールを抑制します。がんを予防する効果も期待されています。
アントシアニン
目の機能向上に効果があるといわれています。肝臓の機能回復のほか、最近の研究で血圧の上昇を抑制する働きがあることが明らかになっています。